お知らせ
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インフルエンザは終息しましたが新型コロナの患者さんはぼちぼちおられます。入院を要するような重症例はほとんどないです。予防には密集でのマスク着用、手洗い、外出から帰ってのうがいが有効です。
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今年はスギ花粉症が猛威をふるっています。4月初めまでは対策をしてください。その後も症状が続くようでしたらヒノキやイネ科の花粉症の可能性が高いです。当院では花粉症の治療も行っています。
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コロナウィルスも原因の一つである普通の風邪には抗生物質は無効です。耐性菌出現、菌交代症などの問題を引き起こします。当院で投与される薬は鼻水、咳、痰を減少させたり、高熱や頭痛を取ったりして患者さんを楽にする薬です。以前から小児科や耳鼻科などで風邪に抗生物質乱用傾向がありましたが、やっと小児領域での抗生剤乱用防止が叫ばれるようになりました。マスコミも取り上げ始めています。大人の風邪も同じなんですけど・・・。
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2024年12月から原則として保険証はなくなり、マイナンバーカードが保険証の代わりになっています。2025年3月から電子処方箋も利用できるようになりました。受付事務の簡素化も期待されますので是非利用してください。
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当院ではオンライン資格確認により取得した診療情報や薬剤情報を活用できる体制を整備しており、電子処方箋を発行しています。
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超音波診断装置(エコー)は腹部、心臓に加え血管、筋肉、皮下組織など表在臓器も見ることができます。まさに全身を診るプライマリケアの必須アイテムです。
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経鼻内視鏡を導入しています。粘膜をレーザー光で観察するもので粘膜の状態が従来より詳細に観察できます。経鼻内視鏡は咽頭反射が起こりにくいのでのどが楽に検査ができ、鎮静剤投与が必要ないのですぐに車も運転することができます。画質も鮮明です。鼻腔が狭いなど鼻から挿入困難な方は口からも行っています。ピロリ菌感染の有無を調べるためにも内視鏡検査を受けましょう。下部消化管内視鏡(大腸ファイバー)も行っています。
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特定健診の申込書が送られて来ていますが、既に生活習慣病で治療を受けている人などは今更受ける必要はなく費用の無駄遣いではないでしょうか。がん検診が切り離されているので、がん検診の受診者が減少する懸念もあります。また検査項目が減ったことから、従来の健診で見つかっていた生活習慣病以外の病気が見逃される危険性があります。いろいろ問題の多い特定健診ですね。
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職場や特定健診の結果を見て何か引っかかった場合はほったらかしにすることなく、かかりつけ医に見せてアドバイスをしてもらってください。特にがん検診では放置は危険です。精密検査を受ける必要があります。
プロフィール
松山市の海の玄関、松山観光港の向かい側に位置する興居島の診療所です。人口約1000人の島唯一の医療機関です。
当診療所は地域の方々の身近な”かかりつけ医”として、地域のニーズに合った医療を目指しています。プライマリ・ケア全般、つまり大人から子供まで、患者さんの頭の先から足の先まで何でも相談に乗リます。そしてよくあるありふれた疾患であれば、何でも診断から治療まで行います。もし我々の手に負えない疾患であれば、すみやかに専門の医療機関に紹介します。
